LOTUS

宝塚が好きです。

今更「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」の感想①

今更、「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」の感想を書きます、忘れないうちに。
明日海りおさんが退団されてもう1ヶ月、柚香光さんのプレプレお披露目タカラヅカスペシャルも終わったというのに、かなり今更ですが。

エリュの衣装がずっと青い。

半分青いどころじゃない。ずっと青い!
明日海りおさんはこれで退団なんです。おそらく外部で男役をやることはもうないんです。見納めなんです。
なのに!青い。ずっと青い。まあ神秘的ではかなげで美しいけどさ……。
私たちが、ファンの方が見たいのは多分この衣装じゃないよ……。
最後に白くなるからずっと青ではないとかそういう問題じゃない。

エリュの罪なのに庭にいた精霊がみんな罰を受けるの?

ストーリーもよくわからないところがあります。
エリュの罪なのにそこにいた精霊みんなが罰を受けて追放されるの?
連帯責任?江戸時代の五人組ってやつ?
ここを否定すると話にならない気もするけど、単純に気になった点。一族みんなで追放的なものなんでしょうか……。

水生植物を植えただけでそんなに簡単に水が浄化されるの?

川の上流に染物工場があってそこから出る汚水が原因らしい、そこまでは分かったらしい。
でもその工場はヴィッカーズ社の大口の株主だから何も言えないらしい。
素人考えですが、工場からの汚水というものが水生植物を植えたくらいで綺麗になるのだろうか……。

あと、ディビット(役:航琉 ひびきさん)曰く、「水生植物なら経費もかからん!」ということですが経費がかからないってその辺に生えてるのを引っこ抜いて持ってくるからタダってことなんでしょうか……。
大規模な濾過システムを作るよりは安いってことだよね、タダではないよね?たぶん。
それって「経費もかからん」と言っていいのだろうか……。

結局、謎の老婆はなんだったの?

初見のとき、Mysterious Old Lady[謎の老婆](役:美花 梨乃さん)という役はMysterious Lady[謎の貴婦人](役:乙羽 映見さん)が人間世界に現れるときの姿で同一人物なのかと思ってたけど、どうやら違った(笑)
最後、ウィングフィールドの庭を復活させてエリュの罪が許された後、老婆と貴婦人が二人揃って出てくるのを見て、アレッ?てなりました(笑)
謎の貴婦人は自然界の女神デーヴァ様とイコールでいいようなんですけど老婆は本当になんなんでしょうね。ただのめちゃくちゃ長生きなおばあさんなんでしょうか。

エリュの驕り

エリュは薔薇の精の自分がいるからこそ、ウィングフィールドの庭に素晴らしい薔薇を咲かせることができると思っていたが、それは驕りであり、人と妖精も助け合って生きているのだというようなことに物語の後半で気付きます。
いろいろありますが、主にはハーヴィー(役:柚香 光さん)が見せたウォーディアンケース(ガラスに包まれた観葉植物。汚い煙等から植物を守るもの)を見て気付いたようです。

学がなくて知りませんでしたウォーディアンケース、こんなもののようです。
しかし気付くの遅くない……?
薔薇の精は歳を取らないみたいです(懐かしのポーの一族みたい)。
何年生きてるんだかわからないのですが、ここまでそれに気付いてなかったのは確かに驕りすぎです。

シャーロットについて書いていたら長くなってしまったので続きます。


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